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村の活性化の視察研修

 

ワタクシの住んでいる所は、中山間地域にあります。住民140名ほどの集落です。中山間地域における最も深刻な問題は人口の減少、少子高齢化による耕作放棄地の増加、急速な農地の荒廃、農業収入の減少なのです。
  10月27日(日)この問題に対処するために、今年は福井県敦賀方面へ住民20人ほどでマイクロバスで視察に出発しました。当日の午前中まで、肌寒い天気で北陸高速道路で途中に大雨にあいましたが、途中から天候が回復し良い日になりました。まず最初の視察地の「人道の港 敦賀ムゼウム」へ行きました。

ここは第二次世界大戦中ナチスにより迫害されたユダヤ人の命を救うため、カウナス(リストニアの第二の都市)の日本領事館の副領事であった杉原千畝(すぎはらちうね)が外務省本省の意向を無視して発給し続けたビザ「命のビザ」を持ったユダヤ人らが上陸したのは敦賀港ででした。シベリア鉄道、ウラジオストクから船の長旅を経て、最終目的地に向かうまでの束の間の平穏を、敦賀市民とのかかわりを展示やビデオ、また実際に救われたユダヤ人やその子孫のインタビューなどで振り返る資料が展示されています。 とても心暖まる話でした。

 

 

 

ムゼウムポーランド語で資料館を意味します。杉原千畝によって救われたユダヤ人の大半がポーランドからであり、多くのポーランド孤児を救ったことが命名の理由だそうです。

 

 

次の視察は、敦賀ムゼウムは近くにある「敦賀赤レンガ倉庫」です。ここは100年の歴史があり二棟のうち1棟はジオラマ館で古き良き国際都市の町並みを再現したジオラマがあり全長27.6m奥行き7.5mを誇る日本最大級の鉄道と港のジオラマです。

 

 

かつては、外国との玄関口としての役割を果たしていた敦賀。明治後期から昭和初期にかけての敦賀の町並みを再現してあり幻想的な風景になっていました。もう一棟はレストラン館で地元の旬食材や名物、新鮮な魚を使った料理など、敦賀ならではの食が味わえる空間になっています。

 

 

 

昼食は敦賀市内のレストランで刺身定食をいただきました、新鮮なさしみがとても美味しかったです。

食事の後は、同じく市内の気比神宮(けひ神宮)へ参拝しました、気比神宮は北陸道総鎮守、越前の國一之宮です。地元では親しみを込めて「けいさん」と呼ばれています。

 

 

 

この後、車で10分ほど離れたところにある日本海側最大級の海鮮市場「日本海さかな街」へ行きました。敦賀港直送の魚介が並ぶ鮮魚店をはじめ、水産加工の店、昆布、珍味、銘菓の専門店50数店と、海鮮丼、寿司、焼き鯖、特産品の専門店やレストランなど17店舗の飲食店が軒を連ねる巨大海鮮市場です。

 

 

 

 

場内は昔ながらの雰囲気そのままに威勢のいい売り子の声が響き活気に満ち溢れています。ワタクシはここで鯵とほっけの干物とおぼろ昆布とめかぶ茶を買いました。

 

 

 

皆さんも買い物を済ませ帰路になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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